ソフトボードから始まった我が家のサーフィン ビーチアクセスのソフトボードで初心者向けの1本を選ぶ

ワックスはソフトボードに要るか 滑ると感じたら確かめることとデッキパッドの貼り方

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砂浜に寝かせた黄色のソフトボードと表面にワックスの粒がある白い板の絵にワックスはソフトボードに要るかの文字

ソフトボードはワックスが要らないと聞いて買ったのに、乗ってみると足が滑る気がする。そんなとき、ワックスを塗ったほうがいいのか迷いますよね。

ソフトボードにワックスが要るかは、板の表面がワックスフリーかどうかで違います。ソフトサーフボードやスポンジボードと呼ばれる板にも、ワックスを塗って使う物と、塗らずに使う物があります。ワックスフリーは、表面に滑り止めの加工をして、ワックスなしで乗れるようにした板の作りです。ビーチアクセスの板は、いまの一覧を見るとすべてワックスフリーで、ワックスを塗らずに使える作りです。ただ公式は、すべての状況で完全に滑らないとは保証していません。

この記事で分かること

  1. ワックスが要るかは板の表面の作りで違う
  2. 滑ると感じたら海水と日焼け止めと使い始めかを確かめる
  3. 公式はワックスフリーの板にデッキパッドを勧めていない
  4. ワックスを塗る板はベースコートの上に水温に合うトップコートを塗る

ソフトボードにワックスは要るか

砂浜に並べた細かな凹凸のあるターコイズのソフトボードとワックスの粒が付いた白い板の表面の絵
海に入る前に板の表面を確かめる

ワックスは、足や体が滑らないように、板の表側に塗る滑り止めです。

ソフトボードの場合は、板の表面がどう作られているかを先に見ると迷いません。自分の板がワックスを塗る作りかどうかが分かれば、塗るか塗らないかで悩まずに済みます。

ワックスフリーは塗らずに使える

ビーチアクセスのワックスフリーの板は、足を置く表の面にグリップ加工をしてあります。表面には細かな凹凸があり、ワックスなしでもグリップするように作られています。

ワックスフリーの板は塗らずに使える作りですが、公式も、すべての状況で完全に滑らないとは保証していません。これから板を選ぶ人は、「ソフトボードの選び方 サーフィンの最初の1本は長さと浮力で決める」に書いた長さや浮力の選び方と一緒に、表面の作りも見ておくと安心です。

塗って使うソフトボードもある

ソフトボードなら全部ワックスが要らない、というわけではありません。キャッチサーフの板や、アクセルレーターの IXPE の板のように、ワックスを塗って使うソフトボードもあります。

ハードの板も、ワックスを塗って使います。ワックスを塗る板の塗り方は、この記事の後半にまとめました。

結論

ワックスが要るかは板の表面の作りで違い ワックスを塗って使うソフトボードもある

ワックスフリーの表面は塗らずに使える作りでワックスを塗って使う作りの板には塗ることを例と並べ公式もすべての状況で完全に滑らないとは保証していないと添えた表
ワックスが要るかは板の表面で決まる

ワックスフリーの表面の作り

同じワックスフリーでも、表面の素材によって足の止まり方や肌への当たり方が違います。自分の板がどちらの素材かを知っておくと、滑る気がしたときや肌が擦れたときに、理由の見当がつきます。

表面の素材は主に2種類

ビーチアクセスのワックスフリーの板には、表面の素材が主に2種類あります。ふつうのワックスフリーの板に使っているのが IXPE で、表面に細かな凹凸があります。もう一つが Extra Grip という型に使っている EVA で、IXPE よりグリップが強い素材です。

公式の一覧にも、色の名前に Extra Grip と付いた板が並んでいます。

EVA は肌が擦れることがある

EVA はグリップが強いぶん、肌との摩擦も大きくなります。

より強いグリップ感がほしい人に、公式は EVA の板をおすすめしています。夏に裸や薄いラッシュガードだけで長く乗ると、お腹や膝などが擦れて痛くなる場合があります。そのため公式は、ウェットスーツや厚手のラッシュガードを着ることをすすめています。

裸に近い格好で長く乗りたい人は、EVA の板だと擦れが気になりやすいと思います。

ビーチアクセスのワックスフリーの表面には、主に IXPE と Extra Grip(EVA)の2種類の素材があり、EVA の方がグリップが強いぶん、肌との摩擦も大きくなります。

出典:ビーチアクセス 商品ページ Standard 8'0"

どちらの表面の板があるかは、ビーチアクセスの一覧で見比べられます。下の文字のリンクを押すとビーチアクセスの公式サイトが開き、ワックスフリーのソフトボードの一覧が見られます。Extra Grip の板も、同じ一覧に並んでいます。

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滑ると感じたときに確かめること

ワックスフリーの板に乗ってみて、足が滑る気がする。そう感じると、ワックスを塗るかデッキパッドを貼るかを考えたくなりますよね。

私のビーチアクセスの板もワックスの要らない表面で、乗ると滑る感じが強くありました。それでも、ワックスを塗ると取れなくなると思って、塗りませんでした。私の場合は、足をしっかりついて体重をかけるようにしたら、比較的滑りにくくなりました。それで、そのまま使っていました。最初は抵抗がありましたが、慣れればなんとかなると感じています。ただ、私の板は古い型で、いまの板が同じかどうかまでは分かりません。

グリップの強さをどれくらいほしいかは、人によって違います。そのため、ワックスフリーの板でも、人によって滑りやすく感じる場合があります。ワックスやデッキパッドを足す前に、板の使い方のほうを見直すと、滑る理由の見当がつくことがあります。

使う前に表面を海水で濡らす

公式の案内では、使う前に表の面を海水で濡らし、最初は滑り具合を確かめながら使うよう書かれています。乾いたまま乗り始めず、先に表面を濡らしておくのが、公式の案内どおりの使い方です。

滑り具合は日焼け止めでも変わる

グリップ感は、海水・日焼け止め・腕前・ウェットスーツの素材・波の様子・使った回数などで、人によって違います。特に、初めて使うときや、日焼け止めを多く塗っているときは、滑りやすく感じることがあります。

ワックスフリーの板で滑ると感じたときに確かめる海水で濡らすことや日焼け止めや使い始めなど5つの札
滑ると感じたときに確かめること

表面は使ううちになじむ傾向

テイクオフは、波をつかまえて板の上に立ち上がる動きのことです。IXPE の表面は、使い始めたばかりのころは、まだなじんでいないため、少し滑りやすく感じる場合があります。何度か使ううちに表面がこなれ、足や体となじんで、グリップ感が増してくる傾向があります。

使い始めて数回のうちは、波待ちやテイクオフのときに滑り具合を確かめながら使います。

滑ること以外に気をつけたい点は、「デメリットを知って選ぶソフトボード 恥ずかしくないかと上達できるかにも答える」でソフトボードの弱い所として並べました。

ワックスフリーの板で滑ると感じたら、ワックスやデッキパッドを足す前に、使う前に海水で濡らしたか・日焼け止めを多く塗っていないか・使い始めではないかを確かめてみてください。

デッキパッドは要るか

足が滑るなら、デッキパッドを貼ればいいのでは、と思う人もいますよね。私も貼ろうか迷いましたが、見た目も悪くなると思って、貼らずにいまも使っています。デッキパッドは、滑り止めのほかに、足を置く位置の目安にもなります。ただ、どの板にも合うわけではないので、自分の板の表面から確かめます。

ワックスフリーだと剥がれやすい

ソフトボードにも、ワックスシートやデッキパッドを貼ること自体はできます。ただ、ワックスフリーの板は表面に凸凹の加工があるので、貼っても剥がれやすくなります。

ワックスフリーではないソフトボードでも、ハードの板に比べると一般的に剥がれやすくなります。そのため、貼るなら粘着力の強い物を選びます。

出典:ビーチアクセス よくある質問

貼ったパッドが剥がれてきたときのことは、「使ったあとの洗い方から傷の修理まで サーフィンのソフトボードの手入れ」で書いています。

ショートのテールに貼るのが一般的

デッキパッドをよく見かけるのは、ショートボードの後ろ足を置くテールのあたりです。ロングボードは、基本的にはパッドを貼らず、全体にワックスを塗ります。

これはあくまで一般的な使い方で、好みでいろいろ試してみてもいい、とする解説もあります。

仮に置いて位置を決めて貼る

ここからは、ワックスフリーではない板にデッキパッドを貼るときの手順です。

注意

ソフトボードに溶剤やクリーナーを使わない

貼る所にワックスや汚れが残っていると、パッドがしっかりくっつきません。濡れたまま貼るのも避けたいところです。

ワックスの落とし方は、「使ったあとの洗い方から傷の修理まで サーフィンのソフトボードの手入れ」で確かめてから進めます。

位置を決めるときは、台紙を付けたまま板に置き、板の中心の線を目安に左右をそろえて印を付けます。テールに貼るパッドは、後ろ足の位置に合わせます。台紙は一度に全部はがさず、少しずつはがしながら押さえていきます。

貼る所のワックスと汚れを落として乾かしたら、台紙を付けたまま仮に置いて位置を決め、台紙を少しずつはがして押さえます。

デッキパッドは足が滑らないように板に貼るパッドで、ソフトボードにも貼れます。ただ、ワックスフリーの板は表面の凸凹で剥がれやすいので、公式はおすすめしていません。

ワックスを塗る板の塗り方

ハードの板や、ワックスを塗って使うソフトボードに乗る人は、塗り方で迷うことがあります。ワックスは、力を入れて塗りすぎたり、水温に合わない物を選んだりすると、滑り止めの働きが弱くなることがあります。

私は、ハードの板とコストコの板にワックスを塗っています。足がつく所や手がつく所を考えて、網の目のように全体にかなり塗ります。コストコの板は塗る面が広く、しっかり塗っています。どちらの板も、面倒ですが、海に入るたびに塗り直すことがほとんどです。塗るのをさぼると、テイクオフしてもすぐ転んでしまうと感じます。

塗る手順を知っておくと、海に着いてから慌てずに準備ができます。

ベースの上にトップコートを塗る

ワックスは、下地のベースコートと、その上に塗るトップコートの2層で仕上げます。

ベースコートは、ワックスの角を使って斜めの線を引き、格子の形になるように重ねます。その線の上を円を描くように塗っていくと、表面に小さな粒ができてきます。力を入れすぎると粒がつぶれるので、程よい力で塗ります。

ベースコートは、新しい板やワックスを落とした板に、下地として1度塗るのが基本です。トップコートは、海に入るたびに、入る前に上から優しくなでるように塗ります。

ワックスは熱に弱いので、夏は日陰か涼しい所で塗ります。

ベースコートを格子に塗り円を描いて粒を作りトップコートを水温に合わせて海に入る前に塗る3段の図と夏は日陰で塗る札
ワックスを塗る板の塗り方

トップコートは水温で選ぶ

トップコートは、水温に合わせて種類が分かれています。コールド・クール・ウォーム・トロピカルのように、水の冷たさに合わせた名前が付いています。

行く海の水温に合わない物を塗ると、滑り止めが十分に効かないことがあります。私も、夏の暑いときは溶けにくい物、冬は低い温度でも塗れる物と、季節でトップコートの種類を変えています。

なお公式は、商品ページの注意書きで、ワックス不要のタイプでない板はほかのサーフボードと同じようにワックスを塗り、ベースコートは要らないとしています。

キャッチサーフの板は薄く塗る

キャッチサーフの板は、ワックスを塗って使うソフトボードです。キャッチサーフは、ワックスは薄くでよいので満遍なく塗り、向きを変えるときにつかみそうな所は板のふちのレールまで塗る、としています。キャッチサーフの板なら、一度塗れば表面の小さな凹凸にワックスが入り込むので、ハードの板のように毎回塗る必要はなく、数回に一回くらいで問題ありません。

キャッチサーフとビーチアクセスの板の作りの違いは、「アクセルレーターやキャッチサーフなどソフトボードのメーカーを比較 作りと長さと値段の違い」で並べています。

ワックスを塗る板は、下地のベースコートで粒を作り、その上に水温に合うトップコートを海に入る前に塗ります。

よくある質問

Q1.使ううちに表面に擦れや跡が出ても大丈夫ですか

A.ワックスフリーの表面は、使ううちに擦れや使用跡が出る場合があります。これは素材の特性によるもので、ふつうに使っている範囲なら、性能の上では問題はありません。

Q2.ワックスはボードのどこまで塗りますか

A.ワックスを塗る範囲は、足と体が乗る所です。ロングボードはノーズからテールまで広く塗り、ショートボードやミッドレングスは手を置く所と足を置く所に塗ります。板の上を歩いて乗るロングボードは、ほとんど全面に塗ることになります。

Q3.ワックスを落とすにはどうしますか

A.ソフトボードは熱に弱く、直射日光や高い温度は、表面のフォームの剥離や変形の原因になります。板には溶剤やクリーナーを使わないよう公式が案内しているので、落とし方は「使ったあとの洗い方から傷の修理まで サーフィンのソフトボードの手入れ」の手順で確かめてください。私は、ワックスをはがす道具のような物は買いませんでした。

滑ると感じたら表面の作りから確かめる

ワックスを塗るかどうかは、自分の板の表面がどう作られているかが分かると、迷わずに決められます。ワックスフリーの板なのか、ワックスを塗って使う板なのかで、次にすることが変わるからです。

ワックスフリーの板で足が滑る気がしても、それは表面がなじむまでの間のこともあります。何度か乗るうちに、自分の板のグリップ感がつかめてくると思います。

長さと浮力から板を選び直したいときは「ソフトボードの選び方 サーフィンの最初の1本は長さと浮力で決める」を、板の手入れは「使ったあとの洗い方から傷の修理まで サーフィンのソフトボードの手入れ」を見てみてください。ビーチアクセスの板をこれから選ぶ人は、「ビーチアクセスのソフトボード シリーズの違いと長さの選び方 8.0と7.0と6.4は誰向けか」でシリーズごとの長さを見比べられます。

ビーチアクセスのソフトボードのシリーズと長さ

ビーチアクセス

m-soft型で成形したシンプルな作りで軽い。4万〜5万円台
Standard芯の素材をやわらかいフォームで包んだ作り。6万〜8万円台
HS上の面がやわらかく裏の面が硬い作り。7万〜9万円台
初心者の1本めの長さ基本的には 8'0" 66L(小柄な人や、持ち運びと収納のしやすさを重視する人は 7'2" 56L も)

値段(税込)と長さの目安は、私が見たときの公式の案内です。変わることがあるので、買う前に公式サイトで確かめてください。