ソフトボードから始まった我が家のサーフィン ビーチアクセスのソフトボードで初心者向けの1本を選ぶ

サーフィンのテイクオフ陸トレ 一人で家で練習する順番を図解で

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テイクオフの陸トレと一人で家で練習する順番の題を載せた床のヨガマットと窓の外の海の絵

近くに海が無く、スクールにも通えないと、家での練習で本当に立てるのか不安になりますよね。波に乗るとき、板の上で腹ばいから立ち上がる動きをテイクオフといいます。陸トレは、このテイクオフの動きを陸の上で繰り返す練習です。

陸トレは、海で考えなくても、体がいつも同じ順番で動くようにする練習です。腹ばいから胸を起こし、前足を両手の間へ入れて立つまでを、床のヨガマットの上でゆっくり繰り返します。ソフトボードの上ではなく、床の上でするのがポイントです。

私は最初、本と DVD で独学し、陸でトレーニングしてから海で立てるようになりました。

この記事で分かること

  1. 順番は腹ばいから胸を起こし前足を両手の間へ入れて立つ
  2. 床にヨガマットを敷きソフトボードの上では練習しない
  3. 筋トレより動きの順番を繰り返す
  4. 陸トレは一人でできても初心者は海に一人で入らない

陸トレで何が変わるか

砂丘の木道のわきに置いた水色のソフトボードと遠くの海の絵
海に行く日のための家の練習

家で体を動かしても、海の上とは違うのに意味があるのかな、と思う人もいますよね。陸トレで身につくのは力の強さではなく、立つまでの動きを体が覚えることです。

海では立つ練習の回数が少ない

海で波に乗っていられる時間は、ほんの数分ほどしかありません。立つ動きは、海の上だけでは試せる回数がどうしても少なくなります。

私がサーフィンにはまった最初の頃は、家でストレッチをしながら、立ち上がる練習をしていました。足をどこに置くかの練習も、暇なときにいつもしていました。海で試せる数回に、家の床での練習を毎日足していけるのが陸トレです。

床なら同じ動きを何度でもできる

床の上なら、波の大きさや天気に関係なく、好きなだけ同じ動きを繰り返せます。混み合う海では、立つ動きをゆっくり確かめる余裕もあまりありません。家でできることを家で済ませておくと、海の時間を波に乗ることに使えます。

海で波に乗っている時間は短く、立つ動きを試せる回数も少なくなります。陸で同じ順番の動きを繰り返しておくと、海で考えずに体が動きやすくなります。

陸トレの順番を図で覚える

陸トレを始めるとき、まず迷うのは何をどの順でやるかです。順番は4つの動きに分けると覚えやすくなります。

結論

腹ばいで前を見る → 胸を起こす → 前足を両手の間へ入れる → 膝を曲げて立つ この順番を 速さより毎回同じ順で動くことを大事にして繰り返す

腹ばいで前を見てから膝を曲げて前を見て立つまでのテイクオフの陸トレの順番を5コマの線の人形で示した図
テイクオフの陸トレの順番

腹ばいから胸を起こす

まず床のマットの上に腹ばいになり、顔を上げて前を見ます。両手を胸の横について、手のひらで床を押し、胸を持ち上げます。手は肩の真下あたりにつき、腕の力だけに頼らず、胸を反らせるようにして上半身を起こします。

前足を両手の間へ入れる

胸が起きたら、前の足を胸の下から前へ滑らせ、両手の間まで持ってきます。ジャンプするように一気に立とうとしないのがコツです。

手を開いて胸を上げ、足を入れて立ち上がる。私はこの流れを、床の上で何回も繰り返しました。

後ろ足と前足のどちらを先に出すかは、教える人によって言い方が分かれます。どちらかに決めるより先に、前足を両手の間まで入れることを覚えます。

膝を曲げて前を見て立つ

前足が入ったら、膝を軽く曲げたまま中腰で立ちます。足元は見ずに、目線は前に向けたままにします。

素早く立つことより、一つひとつの動きを確かめながら覚えることが大切です。分けた動きをゆっくりつなげていくと、順番が崩れにくくなります。

どこで何を使って練習するか

順番が分かったら、次は家のどこで、何を用意すればいいかが気になりますよね。特別な道具はほとんど要りませんが、ソフトボードを持っている人には気をつけたいことが1つあります。

床にヨガマットを敷く

陸トレは、床にヨガマットを1枚敷けば始められます。手で押したり膝をついたりしても、マットがあれば床の硬さがやわらぎ、続けやすくなります。陸トレの多くは、道具を使わず自分の体の重さだけでできます。

手と足を置く位置の印が付いた、テイクオフ用のマットもあります。

ソフトボードの上で練習しない

注意

ソフトボードは床や地面に置いて上に乗る練習には使わない

ソフトボードを持っていると、本物の板の上で練習したくなる人もいると思います。ソフトボードを地面に置いて上で練習すると、強い力がかかってデッキが凹むことがあります。デッキは板の上側の面で、そこが凹むと、板の中に入っている強化材が浮き上がる可能性があります。

出典:ビーチアクセス 商品ページ

板は海で使うために大事にして、陸の練習は床とマットで十分です。

陸トレで使う床とヨガマットと鏡かスマホの動画と使わないソフトボードの上を分けた図
陸トレで使う物と使わない物

鏡やスマホで動きを見る

一人で練習していると、自分がどんな姿勢で立っているのかは見えません。鏡の前でやってみるか、スマホで動画を撮るかして、自分の動きを確かめます。

鏡の前やスマホの動画で自分の動きを見て、胸が思ったより上がっていないことに気づく人もいます。頭の位置も一緒に見て、目線が下を向いていないかを確かめておくと、直す所が分かります。

筋トレは要るか

テイクオフで立てないのは、腕や足の力が足りないからではないかと考える人もいます。先に鍛えたほうがいいのか、迷うところだと思います。

筋トレより動きを繰り返す

筋肉を鍛えることと、動きを覚えることは別のことです。たとえば、ジムで胸の筋肉を鍛えるときと、テイクオフで胸を起こすときとでは、筋肉の使い方が違います。

ジムで鍛えても、海で立つ動きにそのままつながらない人もいます。

筋トレをするなら、体を支える体幹から始めます。回数を決めたメニューは要りません。体に不安があるときは、始める前に医師に相談してください。

筋トレで力をつけるより先に、テイクオフの動きそのものを順番どおりに繰り返します。

一人で独学でも立てるか

近くにスクールが無いと、一人の練習だけで立てるようになるのか心配になりますよね。陸で練習するときと海に入るときとでは、一人でしてよいかどうかが違います。

陸トレは一人でできる

私の場合、手本にしたのは本と DVD だけで、教わる人はいませんでした。陸で順番を練習してから海に出て、テイクオフできるようになりました。そのあと夫婦で1回だけスクールに行ってみると、教わったことはもうできるようになっていました。

当時はネットで動画を探せなかったので、見た動きを頭の中で組み立ててから、何度も繰り返していました。いまは練習の環境がよくなったぶん、情報が多すぎるとも感じます。自分の頭の中で動きのイメージを作ることが大事だと、私は思っています。床の上の練習なら、家で一人で何度でも繰り返せます。

初心者は海に一人で入らない

注意

初心者のうちは海に一人で入らず膝から腰くらいの波の日に人の少ない所を選んでリーシュを付ける

一人で始めることはできても、海では波の選び方や危ないかどうかの判断が難しくなります。初心者のうちは、海には一人で入らず、誰かと一緒に行きます。私も、ある程度できるようになってからは、たくさん乗りたくて一人でも海に行って練習していました。ただ初心者のうちは、波の質が分からず、カレントと呼ばれる流れで沖へ流されることもあるので、一人で入るのはやめた方がいいと思います。初心者のうちは膝から腰くらいの波の日を選び、人の少ない所で練習します。リーシュは、足首と板をつなぐひもで、板が流されないように付けておきます。大きな波が来ている日は、海に入るのをやめておきます。

陸でできることと海で気をつけることを2列に分けた図
陸の練習と海で気をつけること

一度だけ教わる手もある

一人で練習していると、動きのおかしな所をその場で直してくれる人がいません。自己流のくせがつく前に正しい形を教わると、遠回りしにくくなります。近くにスクールがあるなら、一度は体験のコースを受けてみるのも一つの手です。

近くで通えるスクールの探し方と、板を借りる場合の考え方は「スクールで教わるかレンタルで試すか サーフィン初心者が自分の板を買うまで」で読めます。

何回で立てるようになるか

陸トレを続けていると、海で立てるようになるまで何回かかるのかが気になってきます。答えは人によって違うので、回数だけで自分を判断しないほうがいいと思います。

白波で一瞬は立てても、次に海に行ったときには立てない人もいます。その日の波によって、練習になる本数が変わるからです。

「立てる」の基準も、白波で一瞬立つのか、自分で波を選んで立つのかで変わります。独学のときや、波が合わない日、混み合う場所では、なかなかテイクオフが安定しないこともあります。

何回で立てるかは人によって違うので、回数より、陸で覚えた順番どおりに海でも毎回動けたかどうかで、上達を見てみてください。

海で立てないときに何を直せばいいかは、「足が出ないときのテイクオフの直し方 足の運びと目線とタイミングと板を見直す」で症状ごとに書いています。

短い板や浮力の小さい板だと立ちにくく、浮力のある板に替えたら、膝をつくことが減った人もいます。ビーチアクセスの公式サイトでは、基本的には、長さと浮力があって波の力を受けやすい 8’0”(約243cm)66L を勧めています。板をソフトにするかハードにするかで迷う人は、「ソフトとハードで迷うサーフィン初心者のボード選び 作りと扱いと値段で比べる」も参考になると思います。

立てる日を増やすには、長く浮力のある板を一覧で見比べてみるのもいいと思います。文字のリンクを押した先は、ビーチアクセスの公式サイトにあるソフトボードの一覧です。板ごとに長さと浮力が書かれているので、見比べながら確かめられます。

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よくある質問

Q1.動画を見ながら練習してもいいですか

A.手本の動画を見るだけでなく、自分の動きもスマホで撮って見比べると、違う所に気づきやすくなります。誰かに頼めるなら、短く撮ってもらうのも役に立ちます。

Q2.テイクオフ用のマットは買った方がいいですか

A.始めるだけなら、家にあるヨガマットで十分です。手と足の位置の印が付いたテイクオフ用のマットもあるので、手と足を置く位置を毎回そろえたくなったら考えてみてください。

Q3.海に入る前にも陸で動きを確かめた方がいいですか

A.海に入る前に、砂浜でテイクオフの動きを何度か確かめておく人もいます。そのときも板の上には乗らず、砂の上で体だけ動かします。

Q4.子どもも陸トレをした方がいいですか

A.子どもも、海に行く前に床で順番をなぞっておくと、動きのイメージがつかみやすいと思います。親子で海に通う前に知っておきたいことは、「子どもと家族でサーフィンを始めるなら 最初は大きいボードに親子で乗る」で書いています。

海で考えずに動けるまで床で繰り返す

陸の練習は一人でできますが、初心者のうちは海に一人で入らないようにしてください。

海で立てないときの直し方は「足が出ないときのテイクオフの直し方 足の運びと目線とタイミングと板を見直す」に、板で何が変わるかは「ソフトとハードで迷うサーフィン初心者のボード選び 作りと扱いと値段で比べる」に書いています。長さの候補を絞るときは、「ビーチアクセスのソフトボード シリーズの違いと長さの選び方 8.0と7.0と6.4は誰向けか」でビーチアクセスの板を並べて確かめられます。

海で考えずに動けるようになるまで、床の上で同じ順番を繰り返していきましょう。

ビーチアクセスのソフトボードのシリーズと長さ

ビーチアクセス

m-soft型で成形したシンプルな作りで軽い。4万〜5万円台
Standard芯の素材をやわらかいフォームで包んだ作り。6万〜8万円台
HS上の面がやわらかく裏の面が硬い作り。7万〜9万円台
初心者の1本めの長さ基本的には 8'0" 66L(小柄な人や、持ち運びと収納のしやすさを重視する人は 7'2" 56L も)

値段(税込)と長さの目安は、私が見たときの公式の案内です。変わることがあるので、買う前に公式サイトで確かめてください。