ソフトボードから始まった我が家のサーフィン ビーチアクセスのソフトボードで初心者向けの1本を選ぶ

波に押し戻されて沖に出られない ドルフィンスルーの代わりに波を越えるやり方と初心者が入ってよい波の高さ

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沖に出られないときの題を載せた穏やかな波打ち際に長いソフトボードを寝かせた絵

何度漕いでも波に押し戻されて、波に乗れる所まで進めないと、がっかりしますよね。長い板だと波の下をくぐるのも難しく、どうすればいいのか迷う人も多いと思います。

長い板で沖に出られないときは、ドルフィンスルーの代わりに、小さい波なら板を押し上げて越え、浮力の大きい板なら板ごと裏返って波をやり過ごします。海に入る日は膝から腰くらいの波の日を選び、大きい波のまとまり(セット)が来ていない間に沖へ出ます。この記事では、押し戻される理由から、波の越え方、岸で見ておくこと、入ってよい日の選び方までを順に書きます。

この記事で分かること

  1. 押し戻されやすさは波と板と出る場所でも変わる
  2. 6'4"以上の板のドルフィンスルーは一般的に難しい
  3. 長い板は押し上げるか裏返るかして波を越える
  4. 初心者は膝から腰くらいの波の日に誰かと入る

沖に出られないのはなぜか

穏やかな朝の海で長いソフトボードに腹ばいになり沖へ漕いでいく小さな後ろ姿の絵
穏やかな日に長い板で沖へ向かう人

沖に出られないと、自分の腕の力が足りないせいだと思ってしまいがちです。でも押し戻される理由は、腕の力だけではなく、波の大きさや板の長さにもあるかもしれません。

寄せる波に押し戻される

パドルは、腹ばいのまま両腕で水をかいて前へ進む漕ぎ方です。始めたばかりのころは、崩れた波の中をまっすぐパドルして、何度も押し戻されることがあります。

波が来るたびに正面から受けて押し戻されると、体力を使ってしまい、波に乗れる所まで進めなくなります。

長い板は波の下に沈めにくい

ロングのように浮力の大きい長い板は、波の下に沈めるのが難しいです。

波が大きい日は、長く浮力の大きい板では沖に出にくくなることが多いです。自分の板が長いのか、浮力が大きいのかを数字で確かめたいときは、「6.4や6.6はどう読むか サーフボードの長さと浮力の数字の見方」を読んでみてください。

ドルフィンスルーは長い板でできるか

ドルフィンスルーは、くずれた波が来たときに板と一緒に波の下へもぐり、その下を抜けて進む動きです。英語ではダックダイブとも呼ばれ、波を正面から受けずに沖へ進むときに使います。

6’4”以上は一般的に難しい

長い板を選ぶと、ドルフィンスルーで波をくぐれるのかが気になりますよね。

体格や技術によりますが、6’4”(約193cm)以上の板は、一般的にはドルフィンスルーが難しいと考えておくとよいです。ビーチアクセスの公式も、よくある質問の答えの中で、この長さを目安に挙げています。

出典:ビーチアクセス よくある質問

私が持っているビーチアクセスの板は 5’4” と短いのですが、浮力は高めです。そのぶんドルフィンスルーでは、板を水に押し込んで突っ込まなければなりません。最初のうちは、ちょっとやりにくかったです。慣れてきてからは、力を強く入れて押し込めばいいだけでした。何回かやるうちに、慣れました。もう少し長いファンボードや、7フィートくらいの板になると難しいと思います。私の板の場合は、それほど問題ではありませんでした。

長い板でくぐれないときに、どう波を越えて沖へ進むかを次に書きます。

長い板で沖に出るやり方

ドルフィンスルーで波をくぐれなくても、長い板で波を越える手はあります。

ドルフィンスルーとプッシュスルーとローリングスルーの3つの波の越え方を線画で並べ6フィート4インチ以上の板のドルフィンスルーは一般的に難しいと添えた図
板と波で変わる3つの波の越え方

小さい波は板を押し上げて越える

沖へ向かう途中には、小さい波や、崩れたあとの白い波が何度も寄せてきます。白く泡立った、崩れたあとの波はスープと呼ばれます。

私がコストコのロングに乗るときは、波が大きい日にはほとんど乗りません。娘たちとも一緒に乗りますし、沖に出るのがかなりしんどいのは目に見えています。ドルフィンスルーも板を裏返すこともせずに、とにかくパドルで出られるくらいの波の日に遊ぶようにしています。

小さい波やスープが来たら、板を押し上げて体と板の間に波を通し、そのまま越えます(プッシュスルー)。波が大きすぎると、このやり方では越えられません。

板ごと裏返って波をやり過ごす

ロングのように長い板に乗っていると、ドルフィンスルーの代わりに何をすればいいのか迷いますよね。

ロングのように浮力が大きく沈めにくい板に乗っているときは、板ごと裏返って波をやり過ごします(ローリングスルー)。ドルフィンスルーやプッシュスルーで波を越えるときは、止まって待つより、勢いをつけて向かうほうが越えやすくなります。

結論

小さい波なら板を押し上げて越え 浮力の大きい板なら板ごと裏返って波をやり過ごす

乗りたい板がどの越え方に合うかは、長さと浮力の数字を見ると見当がつきます。下の文字のリンクを押すと、ソフトボードを一覧にしたビーチアクセスの公式サイトのページに移ります。そのページでは、板ごとの長さと浮力を並べて見比べられます。

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波の切れ目と出る場所を選ぶ

越え方を覚えても、大きな波が続けて来る間に漕ぎ出すと、なかなか前に進めません。沖へ向かう前に、いつ出てどこを通るかを決めておきます。

海に入る前に岸でセットの来方と波が崩れる所の正面と割れる向きを見る3つの札
沖に出る前に岸で見る3つのこと

セットの合間に沖へ出る

立て続けに押し寄せる、比較的大きなうねりのまとまりをセットと呼びます。セットの来方を知らずに漕ぎ出すと、急に大きな波が続けて来て、慌ててしまうことがあります。

海に入る前に、岸からセットが何分おきに何本来るかを見ておきます。大きい波がまとまって来ている間は浜で待ち、波が小さくなったら沖へ向かいます。

波が崩れる所の正面を避ける

どこから沖へ出ればいいのか、海を見ても分からないこともありますよね。

初心者は気持ちに余裕がなく、まわりの様子まで目が向かないことがあると思います。初心者は、沖から乗ってくる人の手前で波待ちをしてしまっても、自分では気づかないと思います。沖へ出るときに、波に乗ってくる人をどう避けるかは、「年齢を重ねてサーフィンを始める 40代50代や女性や一人で始める人の不安に答える」にまとめました。

波が崩れる所の正面を避けて回り込むと、波に巻かれにくく、波に乗ってくる人の進路にも入りにくくなります。

注意

離岸流(岸から沖へ向かう流れ)は海岸であればどこでも発生する恐れがある 初心者は離岸流に乗って沖へ出ようとしない

初心者が入ってよい波の高さ

波情報を見ても、どのくらいの波なら入っていいのか迷いますよね。

波は膝から腰くらいまで

初心者のうちは、自分に合う波の大きさがまだ分からないものです。

波の大きさは、膝や腰のように体の高さで言います。初心者は膝から腰くらいの波の日を選びます。

波が大きい日と迷う日は入らない

同じ海でも、波が小さい日もあれば大きい日もあります。出かける前に波情報を確かめておくと、海に着いてから迷うことが減ります。

私自身は、波の大きさが頭以上になったら、もう入らないと思います。これは慣れた私の場合で、初心者の目安は膝から腰くらいのままです。入らない日を決めるとき、いちばんは波の大きさだと思います。やっていくうちに、自分の体力や実力から、これはもう危ないなというのが分かるようになってきます。風が極端に強い日も、入らないようにしています。人が多すぎる日は波の取り合いになり、あまりいい時間を過ごせません。よほどでないと入らないようにしています。

台風のうねりが来ているような波の大きい日と、入れるかどうか迷う日は、海に入りません。過信せず、謙虚に海に入るようにしています。

一人で沖に出てもいいか

一緒に行く人がいないと、一人で入ってもいいのか気になりますよね。

初心者のうちは誰かと入る

注意

初心者のうちは一人で入らず 波が大きい日と入るか迷う日は海に入らない

私は、ある程度慣れてからは一人で練習に行っていました。でも初心者の人は、一人では入らない方がいいと思います。波の質も分からないし、カレント(沖へ向かう流れ)で流されてしまうこともあると思います。ただ、これは一概には言えません。ある程度できるようになってきた人なら、一人で練習に行ってもよいと思います。

娘たちには、一人で沖に出て波待ちをするのはまだ難しいです。コストコの板に娘たちを乗せて練習する日は、沖まで行かずに、岸に近い小さな波のスープで遊んでいます。子どもと海に入るときに気をつけていることは、「子どもと家族でサーフィンを始めるなら 最初は大きいボードに親子で乗る」に書きました。

よくある質問

Q1.沖に出るのが怖いときはどうすればいいですか

A.怖いと感じる日は、無理に沖へ出ず、その日は海に入らなくてかまいません。海に入る日も、沖までは出ずに岸に近い所のスープで練習し、誰かと一緒に入ります。怖くて立てないときのことは、「足が出ないときのテイクオフの直し方 足の運びと目線とタイミングと板を見直す」に書きました。

Q2.ショートボードに替えればドルフィンスルーはできますか

A.ショートボードでも 6’4” 以上の長さなら、体格や技術によりますが、一般的にはドルフィンスルーは難しいと考えておきます。板の種類ごとの長さと乗り方の違いは、「初心者はショートボードから始めていいか ロングとミッドレングスとファンの違い」にまとめました。

Q3.沖で波を待つときはどこにいればいいですか

A.初心者のうちは、沖ではなく岸寄りの所で、乗ってくる人の進路から外れて波を探します。乗ってくる人とどう間をあけて待つかは、「年齢を重ねてサーフィンを始める 40代50代や女性や一人で始める人の不安に答える」に書きました。

入る日を選んで沖まで進む

沖に出られないのは、腕の力が足りないせいだけではないと思います。波の大きさや板の長さ、沖へ出る場所とタイミングを選ぶと、同じ海でも進みやすくなるかもしれません。

膝から腰くらいの波の日を選び、岸で波の来方を見てから、自分の板に合うやり方で波を越えて、沖へ向かってみてください。

立つまでの練習で迷ったときは、「足が出ないときのテイクオフの直し方 足の運びと目線とタイミングと板を見直す」を読んでみてください。ソフトとハードの違いは「ソフトとハードで迷うサーフィン初心者のボード選び 作りと扱いと値段で比べる」に、ビーチアクセスのシリーズと長さは「ビーチアクセスのソフトボード シリーズの違いと長さの選び方 8.0と7.0と6.4は誰向けか」にまとめています。

ビーチアクセスのソフトボードのシリーズと長さ

ビーチアクセス

m-soft型で成形したシンプルな作りで軽い。4万〜5万円台
Standard芯の素材をやわらかいフォームで包んだ作り。6万〜8万円台
HS上の面がやわらかく裏の面が硬い作り。7万〜9万円台
初心者の1本めの長さ基本的には 8'0" 66L(小柄な人や、持ち運びと収納のしやすさを重視する人は 7'2" 56L も)

値段(税込)と長さの目安は、私が見たときの公式の案内です。変わることがあるので、買う前に公式サイトで確かめてください。